掲載誌名:新文化
日付:2000年11月9日

タイトル:直接訴求で米映画の宣伝・広告展開


直接訴求で米映画の宣伝・広告展開
P・クラブ加盟11誌で
レゾナンス


レゾナンスは複数のインディーズ系雑誌を連合させる広告展開を行っている。「パブリッシャーズクラブ」に参加しているアート・ファッション分野などのインディーズ系雑誌35誌のうち11誌を広告媒体として活用、映画配給大手のタイムワーナーエンターテイメントジャパンが12月23日に公開を予定する米国映画「レッドプラネット」の宣伝キャンペーンに協力している。

10月28日から11月12日まで行われている同キャンペーンでは、「広告批評」や「Out there」「@SHIBUYA PPP」「AFTER HOURS」など11誌の表4に広告を掲載。新作映画のタイトルロゴと「火星地球化計画」のキャッチコピーのみを共通 とし、表4の広告デザインは各誌のクリエーターが独自に意匠を凝らした。それらの雑誌を東京・原宿や渋谷など若者たちが集まるカフェ15店舗に陳列、直接訴えかける宣伝手法をとった。

こうした" 口コミ " を利用し直接訴求する宣伝手法は、米国では「アーリー・アダプター・マーケティング」と呼ばれており、同手法についてもレゾナンスが提案し採用されたものだ。